②人を頼って成功する体験を増やす

「人を頼って成功する体験を増やす」とはどういうことでしょうか。言い換えれば、「大人が子どもの成功体験をお膳立てする」ということです。


レジリエンスを高めるには成功体験の積み重ねが必要です。しかし、子どもたちは自分の力だけでは失敗が多くなります。


大人が意識的に知恵や力を貸すことで、失敗よりも成功体験を増やしていけるようにする事が大事になります。


以下、いくつか具体例を挙げたいと思います。


・今出来ている事をあえて目標に立てることで成功体験に繋げる



・苦手分野に関してはまずは一緒に取り組み、段階的に進める



・集団生活のルールを日常生活の中で意識して取り入れる




3つめの「集団生活のルールを日常生活の中で意識して取り入れる」についてもう少し具体的に説明します。


障がいの有無に関わらず、子どもたちにとって家庭で身につけた習慣は外の社会での習慣にもなります。


例えば、家庭の中で挨拶やお礼の言葉が習慣的に言えるようになっていれば、多くは外出先でも言えるようになります。


大人が意識して一緒に取り組むことで、子どもにも習慣として身についていきます。

これも1つのお膳立て=手助けと言えます。


そして、私が1番重要だと考えることが、子どもとしっかりと話をする事です。


成功を褒めたり、


失敗の過程の中で頑張った事や、


出来ている事を見つけ、


言葉にして伝えることで、


子どもたちの心には、「評価」「励まし」として残り、


自己評価を高めることができます。


ここで気をつけなければいけないのが「褒め方」です。誰かと比較して褒められた自信は、「達成感」ではなく「優越感」としての自信に繋がり、小さな失敗ですぐに崩れてしまいます。


誰かとの比較ではなく子ども自身の成長や変化、努力等を褒めることが重要です。

そうすることで、出来る事や出来ない事等が分かり、「自己理解」に繋がっていきます。

私自身もそうですが、大人は「出来ていない事」に目を向けがちです。「出来ている事」に目を向け、子ども達の「成功体験」に繋げていくことが大事なんですね!

次回は「興味を活かして役割を持つ」です。


乞うご期待!



レジリエンスの高め方:ステップ1

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