③興味を活かして役割を持つ

ステップ1で生活が安定し、ステップ2で成功体験が積み重なると、子どもが自分でやりたがる事が増えてきます。(少なくとも、大人から見たときに「できること」「興味があること」「得意不得意」が分かってきます)



その興味や意欲を活かして子ども達に「役割」を持ってもらいます。



大人が「子どもの興味や得意な事」を理解して役割として持ってもらい、その役割を果たすことで子ども達は達成感を得ながら自己理解を深め、レジリエンスが高まります。


ここでも、前回のステップ2と同様に「役割」を持ってもらう過程において、大人が知恵や力を貸すことが重要となります。



以下、いくつか具体例を挙げたいと思います。

·子どもが 今できること に目を向ける。(翌日の衣類の準備、学校の支度など)


·家庭では 家事を役割にする とよい(お風呂掃除、配膳の準備など)


·子どもの 成長に合わせて 役割を増やしたり変えたりする。

大人が意識して、子どもの興味や役割に目を向けることで「この子は○○が好き、得意」と子どものことを理解し、失敗や苦手なことではなく、できることを中心にして生活を組み立てられるようになります。



そういう機会が増えてくることで、子どもも「自分は○○が得意」と自覚し、自己肯定感や自己理解に繋がります。

また、家庭では家事を役割にすることはすぐにでも始めることができ、保護者によるサポートの変更や中止も簡単です。どんな家事なら興味を持つかを考え、負担にならない単純なレベルから始めてはどうでしょうか。



失敗して役割を果たせなくても責めたり否定するのではなく、また取り組めるように励まし、大人が工夫することが大切です。


以上のように、子どもたちは役割を持つことで、自己理解や自己肯定感の獲得に繋がり、レジリエンスが高まります。

大人は子どもの長所を言葉にして伝えたり【簡単そうですが、実は難しいです。しかし、とても重要なことです】、役割を果たせるようにサポートすることが大事だと思います。

次回はいよいよ最終回、

ステップ4「サポートを受けて気持ちを切り替える」です。


乞うご期待!



レジリエンスの高め方:ステップ1

「生活習慣を整える」の記事はこちら



レジリエンスの高め方:ステップ2

「人を頼って成功する体験を増やす」の記事はこちら